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環境

よみがえれ!江戸東京・伝統野菜

 大竹道茂の江戸東京野菜通信 http://edoyasai.sblo.jp

最終回 2011年4月20日号

たけのこ

中国南部が原産のたけのこが日本に渡来したのは元文元(1736)年。薩摩藩が琉球から移入したのが最初とされている。その後、江戸に入り、「目黒のたけのこ」は練馬大根や千住ねぎなどと並ぶ産物となった。昔からの方法でたけのこを栽培する世田谷区弦巻の鈴木芳男さんを訪ねた。

第21回 2011年3月20日号

のらぼう菜

のらぼう菜は、江戸時代にあきる野・五日市周辺で栽培が広まったアブラナ科の野菜。明和4(1767)年、幕府代官伊奈備前守が、ジャバナ(闍婆菜)の種を五日市の名主に配付し、採油用や救荒作物として栽培を奨励したという。甘みがあり、くせがなく、しゃきしゃきした食感で生でも食べられる。

第20回 2011年2月20日号

しんとり菜

しんとり菜は、唐菜、ちりめん白菜と呼ばれていたアブラナ科の野菜。小金井市でしんとり菜を栽培している土屋さんを取材しました。

第19回 2011年1月20日号

新宿一本ねぎ

新宿(にいじゅく)は水戸街道・千住宿から一つ目の宿場町で、現在も葛飾区の地名として残っている。この地で代々農家を受け継ぐ矢作さんは、新宿一本ねぎを栽培している。「一本」とは分蘖(ぶんけつ)せず1本の株のまま収穫できる根深ねぎのことをいい、千住ねぎの系統である。

第18回 2010年12月20日号

大蔵大根

江戸時代、「源内つまり大根」が世田谷の大蔵原に伝わったのが大蔵大根の発祥といわれる。全体が艶やかな純白で、根の上部から先の方まで同じ太さの円筒形で先端が丸くつまっているのが特徴だ。

第17回 2010年11月20日号

馬込三寸人参

馬込三寸人参は、大田区西馬込の篤農家の品種改良により生まれた10センチほどの人参。ほとんど栽培されることがなくなったが、小金井市の農家、井上さんは、今年初めて馬込三寸人参を栽培した。

第16回 2010年10月20日号

ツマもの⑥ 穂じそ

しそは、花が開き始めたものを花穂、花が終わりかけた頃、まだ熟さない実をつけた状態を穂じそ(束穂とも言われる)と呼ぶ。どちらも日本料理を彩る代表的なツマものだ。今回は足立区・扇で15代続く農家、阿出川信夫さんをうかがった。

第15回 2010年8月20日号

ツマもの⑤ つるな

つるな(蔓菜)は、暖かい地方の海岸に見られるツルナ科の一年草。日本原産で、昭和の初め頃までは夏の自家菜園で重宝された懐かしの伝統野菜だ。このつるなを50年以上栽培している足立区・栗原の農家、水野正平さんを取材した。

第14回 2010年7月20日号

ツマもの④ 木の芽

「木の芽」というと、一般に山椒の若葉を指すほど日本人にはなじみの深い香辛料。足立区・皿沼の横田夏夫さんは木の芽栽培専門の農家。そんな横田さんを取材しました。

第13回 2010年6月20日号

ツマもの③ 鮎たで

ツマもの第3弾。最近は料理屋の板前でさえ知らない人もいるという「鮎たで」。そんな鮎たで栽培のベテラン、足立区鹿浜の農家、鹿浜功さんを取材しました。

第12回 2010年5月20日号

ツマもの② 浅月(あさつき)

ツマもの第2弾「浅月」。足立区舎人で8代続く農家・大熊久三郎さんを取材しました。

第11回 2010年4月20日号

ツマもの① 紫芽(むらめ)

刺身や吸い物など、和食料理の添え物として使われる「ツマもの」。第1回目は「紫芽」です。紫芽農家の荒堀安行さんを取材しました。

第10回 2010年3月20日号

亀戸大根

亀戸大根は30㎝程度の短い大根で、先がクサビ状にとがっているのが特長。江東区亀戸にある香取神社周辺では、文久年間の頃に栽培が始まり、お多福大根と呼ばれ、以来、明治時代にかけて盛んに栽培されました。

第9回 2010年2月20日号

金町こかぶ

金町こかぶは、明治末期に金町(現在の葛飾区東金町)で4月に早採りできるように改良された品種で、高級料亭等に高値で取り引きされていました。清水繁雄さんは、JA東京みどりの要請を受け、3年前から金町こかぶの栽培を開始。ご苦労を伺いました。

第8回 2010年1月20日号

東京うど

うどは、数少ない日本原産の野菜の一つ。練馬区立野町の農家・井口良男さんのお宅では、東京うどを江戸時代から栽培を続けています。最近ブランド野菜として人気も出てきた東京うどを取材しました。

第7回 2009年12月20日号

練馬大根

大根の練馬か、練馬の大根かと言われるほどに名をはせた練馬大根。しかし、昭和30年頃から栽培は衰退し、あまり市場に出回らなくなってしまいました。そんな危機的状況にある練馬大根を復活させるための取り組みを取材しました。

第6回 2009年11月20日号

品川かぶ

品川かぶは根が細長く、20~25センチぐらいの長さで、辛味大根のような形が特長。採れたてを皮ごとガブリ、といただくと、歯ごたえがあり、かぶというよりはまるで大根のよう。噛むごとに甘みが広がっていきます。

第5回 2009年10月20日号

奥多摩わさび

奥多摩ワサビは、昭和40年代までは東京中央卸売市場の入荷量が静岡、長野についで第3位。しかし、昭和30年頃には250名ほどいたワサビ組合員も、今では専業農家が3軒までになってしまったという。

第4回 2009年9月20日号

銀まくわ

三代将軍徳川家光も大好物だったというまくわ瓜。足立区興野で花卉園芸のかたわら野菜を庭先販売している内田和子さんを取材しました。

第3回 2009年8月20日号

谷中しょうが

谷中しょうがの旬は7月下旬から8月中旬と短く、収穫のタイミングが大変難しい繊細な野菜。栗山道彦さんは、5年ほど前から谷中しょうがを栽培。やっと昨年から収穫が落ち着いたとおっしゃる栗山さんを取材しました。

第2回 2009年7月20日号

馬込半白きゅうり

大田区の馬込地区発祥で、元が淡い緑、その他が白いことから「馬込半白きゅうり」と呼ばれます。一時衰退しましたが、その味を懐かしむ声により、現在は練馬区や三鷹市、国分寺市、小金井市などで栽培が復活。直売所などでも販売され始めています。

第1回 2009年6月20日号

寺島なす

浅草の北東、隅田川の東岸、墨田区東向島はかつて寺島といい、ここで作られるナスは「寺島ナス」と呼ばれていました。関東大震災以後、幻の味となった寺島ナスの復活に取り組んでいる大竹道茂さんに伺いました。

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