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2010年2月20日号
酒井文子の江戸東京野菜deクッキング 第2回
金町こかぶと塩鮭の粕汁
立春は過ぎましたが、まだまだ寒い日があると思います。そんな日におすすめなのが、「粕汁」です。寒い日には、具沢山の温かい粕汁を食べて、心も身体もほっこり、ぽかぽかしましょう。
<材料 4人分>
金町こかぶ(ゴルフボールくらいの
大きさ、葉茎付き) 4個
にんじん 1/2本
細ねぎ 1/2束
干し椎茸 2枚
昆布 5cm
塩鮭 1切れ
ごま油 少々
水 800cc
酒粕 120g
酒 大さじ2
味噌 大さじ3
塩 少々
ゆず胡椒 適宜
<作り方>
1.金町こかぶは良く洗い、葉とかぶに切り分け、葉は2cmの長さに切り、かぶは縦半分に切ってさらに縦に5mm幅に切る。
2.にんじんは良く洗って、半月切りにする。細ねぎは、2cmの長さに切る。
3.ボウルに800ccの水を入れ、ハサミで細く切った昆布と干し椎茸を入れる。干し椎茸が戻ったら、取り出して薄切りにしてボウルに戻す。
4.鮭は4等分に切る。
5.鍋に火をかけ、ごま油少々で金町こかぶ、にんじんを軽く炒め、3を加える。
6.沸騰したら、鮭と酒を加えて火を弱め、材料が軟らかくなるまで、アクを取りながら煮る。
7.ボウルに酒粕と味噌を入れて、煮汁で溶かしておく。
8.材料が軟らかくなったら、6に7を加えて良く混ぜ、塩で味を調える。
9.最後に細ねぎを加え、器に盛ってゆず胡椒をのせる。
■酒井文子プロフィール
東洋大学文学部教育学科卒。食育・野菜料理コーディネーター、江戸東京野菜料理研究家、食育実践アドバイザー、ベジタブル&フルーツマイスター(野菜ソムリエ)他。主に自ら栽培した野菜や小金井産地場野菜、江戸東京野菜を使い、「畑から食卓まで」と「楽しく、美味しく、おもしろい」食育活動を展開中。
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江戸東京伝統野菜 地産地消 農業