酒井文子の江戸東京野菜deクッキング 第16回
たけのこ入りボンゴレ木の芽風味
<材料 4人分>
茹でたけのこ 180g
あさり(殻付き) 400g
にんにく 2かけ
木の芽 60枚位
スパゲッティ 320g
オリーブオイル 大さじ3~4
白ワイン 大さじ2
塩・醤油 少々
<作り方>
1.たけのこは食べやすい大きさの薄切りにする。
2.木の芽は40枚をみじん切り、20枚は飾りにする。
3.にんにくは薄切りにする。
4.大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したらお湯の量の1%の塩とスパゲッティを加えて、袋に表記の茹で時間まで茹でる。茹で汁は1カップほど取っておく。
5.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったらあさりと白ワインを入れてフタをし、殻が開いたらたけのこを加えて炒め、塩で味を調える。
6.スパゲッティが茹で上がったら、5に木の芽のみじん切りを加え(汁気が足りなければ、スパゲッティの茹で汁を加える)、香り付けの醤油少々を回しかけ、良く和えて器に盛り、木の芽を飾る。
<たけのこの下ごしらえ>
1.掘りたてのたけのこは、茹でずに調理できる。
2.掘って数時間のたけのこは、皮付きのままほさきを切り落とし、皮をむかずに茹でる。
3.掘ってから1日以上たったものは、皮をむいて茹でる。
<たけのこの詳しい茹で方>
1.皮をむき、根に近い部分に赤いイボがあったら、硬いので削り取る。
2.たけのこに火が通りやすいように縦半分に切る。
3.むいた皮の白い部分(姫皮)も食べられるので、切り取ってたけのこと一緒に茹でる。
4.大鍋にたけのこ、姫皮、たっぷりの水、赤唐辛子1本、米ぬか1/2カップを入れる。
5.4を火にかけ、たけのこに竹串を刺して簡単に刺さるくらい軟らかくなるまで、40~50分茹でる。
6.茹で上がったら、火を止めてそのまま冷ます。冷めたらきれいに洗って、使うまで水に浸けておく。
※水に浸けたまま(水は毎日変える)冷蔵庫で1週間保存できる。
■連載「よみがえれ!江戸東京・伝統野菜 最終回 たけのこ」はこちら
タグ:
江戸東京伝統野菜 地産地消 農業