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Town Topics 2018/4/20号2018年04月20日号
東京23区26市5町8村のまちの話題をピックアップして掲載しています。あなたのまちのとっておきの情報がありましたら、編集部までどしどしお寄せ下さい。お待ちしております。
(取材/山下 里美)
Town Topics 2018/4/20号
- シベリア抑留の体験を後世に伝えるための記録映像を公開 | 福生市
- 【特産品】キウイワイン販売 | 三鷹市
- 【シティセールス】高校生がデザイン制作ラッピングバス | 江戸川区
- 【子ども支援】スクール・スキップサポーター制度 | 豊島区
- 【イベント】第12回銀座柳まつり | 中央区
- 【スポーツ】名称決定!MINATOシティハーフマラソン | 港区
シベリア抑留の体験を後世に伝えるための記録映像を公開
福生市
福生市在住の近田明良さん(92歳)は、シベリア抑留の体験者。太平洋戦争終結後、ソビエト連邦の捕虜として約3年間、モンゴルやウクライナなどで過酷な労働を強いられた経験をもつ。マイナス20度を超える寒さの下での野外労働に加え、満足な食事も与えられない劣悪な環境で、多くの同僚を失ったという。これまで、自身の体験を語ることはほとんどなかったというが、2016年に行われた市主催の平和記念事業に招かれたのを契機に、過酷な抑留の体験を語り続けている。
福生市公民館松林分館では、近田さんのそうした体験の記憶を後世に残し、未来に語り継いでいくため、ドキュメンタリー映像の制作を企画。『行き先も、分からずに~20歳の初年兵、シベリア抑留の記憶~』と題した映像を、同市の秘書広報課と協力し制作した。
ドキュメンタリー映像には、京都府舞鶴市の「舞鶴引揚記念館」の資料画像なども盛り込み、よりシベリア抑留の実相がわかるように仕上げた。こうした映像を残すことは、社会全体にとって意義のあることと考え、協力先でもある「舞鶴引揚記念館」などに提供し、活用を進めていく。
●問合せ/福生市秘書広報課広報広聴係 Tel042・551・1529
【特産品】キウイワイン販売
三鷹市
三鷹市内の農家が生産したキウイフルーツを使ったワインが、3月から販売されている。名称は「三鷹でとれたキウイフルーツでつくりました。キウイワイン」。ラベルも一新、原料を提供している農家の名前とキウイフルーツの特徴が記載されたタグも付いている。これまで毎年5月中旬頃に販売を開始していたが、今年は3回に分けての販売で、第2回目となる5月17日からはヘイワード種のみを使用したやや辛口の「白ワイン」を販売。1本1500円(税別)。三鷹市内の酒販店やJA東京むさし三鷹緑化センターで購入できる。
【シティセールス】高校生がデザイン制作ラッピングバス
江戸川区
江戸川区は、若者の視点を活かしたラッピングバスを活用して区の魅力を広く伝えようと、高校生が授業で制作したデザインをラッピングバスに使用する。これは同区と京成バス株式会社、関東第一高等学校の三者による「えどがわの魅力発見!発信!!~地域活性産学公連携プロジェクト~」の取組み。130点のデザインの中から、区の特産の「金魚」、伝統工芸品「江戸風鈴」そして「江戸川区花火大会」を1本の帯で繋いだ「風なびく えどが輪」が選ばれた。ラッピングバスは今年5月~10月まで区内を走行する予定。
【子ども支援】スクール・スキップサポーター制度
豊島区
豊島区では、教育活動から放課後にわたる切れ目のない支援を行う「スクール・スキップサポーター制度」を新設した。スクール・スキップサポーター(非常勤職員)が、午前中は学校で支援が必要な児童を支援し、午後は子どもスキップ(小学生対象の育成事業と学童クラブを総合的に展開する施設)で、児童の指導を行うというもので、文部科学省(学校)と、厚生労働省(子どもスキップ)という所管の壁を取り払って一人の非常勤職員が連続して担う制度は23区初。区はこれにより、困難を抱えた子供たちのきめ細やかなサポートや、安全で安心な放課後事業の推進を図っていきたいとしている。
【イベント】第12回銀座柳まつり
中央区
西銀座通りが東京都のシンボルロードに指定されたことをきっかけに、柳が植樹され整備されたことを記念する「銀座柳まつり」が、5月5日に開催される。西銀座通りや区立数寄屋橋公園を中心にさまざまなイベントが行われ、なかでも総勢2000名による「交通安全 ゴールデンパレード」は圧巻。ブラスバンド、バトントワラーのチームが、交通安全と絆をテーマにパレードする。また銀座8丁目では、西銀座通りに実際に植えられている柳から剪定して育てた苗木のプレゼントもある。詳細は公式サイトhttp://www.ginza.jp/で確認できる。
【スポーツ】名称決定!MINATOシティハーフマラソン
港区
港区では、東京2020大会に向け機運を高めるとともに、子供から高齢者まで多くの区民が生涯を通じてスポーツを楽しめ、スポーツで元気になれる「まち」の実現を目指すことなどを目的に、平成30年12月2日に初のマラソン大会を開催。開催に際し大会の名称を募集していたが、延べ応募数449件の中から「MINATOシティハーフマラソン」に決定した。同大会の種目は、東京タワーを中心に、オフィス街や緑豊かな公園などを回るハーフマラソンと、約1.5㎞のファンランの2種類。正式なコースは5月末頃に決定予定だ。
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