学生が熱演する落語を楽しむ

　北区ふるさと農家体験館は、浮間地区にあった江戸時代の民家（旧松澤家住宅）の寄贈を受け、区立赤羽自然観察公園内に移築復原したもの。平成１７年４月、文化財建造物を区民共有の財産として後世に残すとともに、節分や七夕飾りといった民俗行事を伝え、またわらじ編み・正月飾りなどの講習会を行うための体験学習施設としてオープンした。

　去る１０月１３日には、古民家ふれあい教室「古民家寄席」が行われ、約２０名が参加。懐かしい農家の雰囲気漂う会場で、日本大学芸術学部落語研究会による落語を楽しんだ。「寄合酒」、「品川心中」など、学生達による軽妙な語り口と身振り手振りを交えた熱演に、会場の古民家には参加者の笑い声が響いた。

●問合せ／北区生涯学習推進課
　Tel ０３・３９０８・９３２５