2008年6月20日号
久留米市の酪農家から幼虫300匹
小学生にカブトムシのプレゼント!
去る5月9日、千代田区立麹町小学校に300匹のカブトムシの幼虫がプレゼントされた。贈ったのは、福岡県久留米市の酪農家・内田龍司さん(56歳)。全国の子どもたちに贈り続け、今年で31年目だという。内田さんは、稲わらで育てた乳牛の堆肥を使い、大きな幼虫を数多く繁殖させてきたが、平成16年、法律により堆肥の野積みが禁止。そのため「構造改革特区」を申請し、翌年から「カブトムシ特区」として従来の手法による繁殖方法が認められた。「子どもたちに命の大切さをわかってもらえたらと、活動を行っています」と話す内田さんから幼虫の育て方を聞いた児童は、大事に育てることを約束した。
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