2008年5月20日号
「連続立体交差事業の実現に向けて」
西武新宿線踏切渋滞解消
昨年末、連続立体交差事業の新規着工準備箇所として、西武新宿線中井駅〜野方駅間が国の予算案に計上されたが、道路特定財源の暫定税率が期限切れとなり、事業の実施が危ぶまれる状況となった。そこで、区民及び区内の各団体が中心となって結成している「西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟」は、4月18日に決起大会を開催。会場の野方区民ホールには約250名が集まり、連続立体交差事業の早期実現のために大会決議を採択、大会宣言を行った。
大会終了後、石川期成同盟会長、田中区長らは、要望書及び決議文を菅原東京都副知事に手渡し、要請を行うとともに、冬柴国土交通大臣及び額賀財務大臣、大野内閣副官房長官に要望書及び決議文を手渡した。
その後の4月30日の国会で暫定税率が復活し、翌日に国は都に対して西武新宿線の連続立体交差事業の予算内示を行ったため、実現に向けての見通しがついたという。
●問合せ/中野区都市整備部西武新宿線沿線まちづくり担当 Tel03・3228・5487