2008年4月20日号
江戸相撲の栄誉
徳川将軍の上覧相撲
寛政3年(1791)6月11日、江戸城吹上御庭で催された、第11代将軍徳川家斉の上覧相撲。
この寛政3年を含め、上覧相撲はその後7回行われたが、幕府の最高権力者である将軍が相撲を観戦したことで、相撲人気は高まることになった。
両国国技館内の相撲博物館では、4月22日(火)から、それぞれの上覧相撲で結びの一番を務めた力士に関する資料を中心に、上覧相撲の様子を紹介する展示を行っている。6月20日(金)まで。大相撲五月場所の期間中は観覧券が必要。土日および連休中は休館日があるので要確認。また、5月10日(土)と6月13日(金)の14時から職員による展示解説あり(要申込み)。
●問合せ/相撲博物館 Tel 03・3622・0366