2008年4月20日号
小笠原島要録
130年を経て復刻

 明治初期、日本の領有が確定した直後の小笠原諸島の様子が記された古文書「小笠原島要録」が復刻された。史料は、島内務省出張所初代所長・小花作助が控書として記録したもので、都の有形文化財に指定されている。

 文字の判読が難しい上、膨大な量の史料は村教委の書庫に眠っていたが、それに着目したのが都立高教師として赴任した経歴のある鈴木高弘氏(現在は専修大学付属高校校長)。時間がとれず、なかなか復刻に至らなかったが、10年ほど前から平均年齢79歳の6名の男性が鈴木さんの手ほどきを受けながら復刻作業に着手。5年余りを要する大事業として復刻した。要録は全4巻で6000円。

●問合せ/小笠原協会 Tel 03・3432・4921

二つ折りにした和紙にぎっしりと綴られている原文

復刻されたもの

アイティーコーディネート
東京トヨペット
INAX
プロバンス
光学技術で世界に貢献するKIMMON BRAND
ビデオセキュリティ
アジア教育支援の会
アルゴ
株式会社キズナジャパン
伊豆ガラス工芸美術館
株式会社 E.I.エンジニアリング
日野自動車
ナカ工業株式会社
株式会社ウィザード