2008年3月20日号
商店街ソーラーアーケード化へ
巣鴨で画期的事業スタート
巣鴨駅前商店街では、アーケード屋根へのソーラーパネル設置工事を進めている。アーケードのソーラー化は京都・伏見大手筋通り商店街、秋田・鹿角市商店街などわずかに例があるのみで、全国的にも非常に注目を集めている。
アーケード自体は平成3年につくられ、一時は立て替えも検討されていた。しかし、国道17号線拡幅に伴う歩道整備が実施されたこともあり、少子高齢化に対応したアクセスのよい商店街を目指して事業が決まった。
ソーラー化によって得た電力は、東京電力への売電制度を利用。従来の10パーセントの電力使用削減を見込む。また、災害時など停電になった際に、直接電力供給することも可能になり、期待されている。
●問合せ/豊島区生活産業課 Tel 03・5992・7089