2008年1月21日号
携帯電話やICカードがロッカーキーに
多摩都市モノレール9駅で導入
玉川上水駅での設置状況。

玉川上水駅での設置状況。

 多摩都市モノレールの9駅において、昨年12月17日より、セキュリティーロッカーシステム「クロスキューブ」の運用が始まった。

 このシステムは、エックスキューブ社(中央区)の開発によるもので、すでにJRや私鉄など全国約500カ所に設置実績がある。

 ロッカーに付いた液晶画面の指示に従い、携帯電話やSuica、PASMOなどのICカード情報を読み取らせることで、ID照合を行うというもの。つまり携帯やカードがそのままロッカーキーとなるわけだ。

 現在は、通常のコインロッカーと同様の「一時預かりサービス」と、他者の携帯・カード情報を認識させることで1つのロッカーを共有し、荷物の受け渡しができる「パスサービス」が稼働中。今後は郵便事業会社と提携して、自宅のポスト代わりとして利用できるなど、徐々にサービスを拡大していく予定。

 ロッカーの各ボックスは、特大から小まで4サイズ。各サイズ共通の奥行は57cm、幅は33cm。高さは特大72cm、大41cm、中24cm、小12cm。9駅に各20ボックスほどが設置されている。

 問合せ/エックスキューブ tel 03ー3510ー6924

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