2008年1月21日号
庭先から街の緑化を考える
生け垣の新設に清瀬市が補助
清瀬市では2006年に施行された「市みどりの環境をつくる条例」に関する運動の一環として、市民が新たに自宅に生け垣をつくる際、費用を補助する制度を設けた。雑木林や農地が今なお残る同市だが、近年ではこうした恵みが都市化の波に押されつつある。
補助対象は、一般住宅で幅4m以上の道路に面した敷地に設ける生け垣の場合で、長さ3m以上、高さ80cm以上のもの。造成後、5年は維持管理することが求められる。補助額は長さ1mにつき1万円。10万円を上限とする。ちなみに生け垣の造成価格相場は1m2〜3万円ほど。
生け垣には風やほこり、騒音などの抑制、火災の延焼防止など、緑化以外にもさまざまなメリットがあるとし、広く利用を呼びかけている。
問合せ/清瀬市緑と公園課 tel 042ー492ー5111