2008年1月21日号
携帯を活用した、子どもを見守る試み
三鷹市でモデル事業始まる
三鷹市では1月下旬から、GPS(全地球 測位システム)機能付きの携帯電話を利用して、子どもの居場所を随時保護者に知らせる「親子安心システム」を試験的にスタートさせた。
これは、学童保育所や塾など、あらかじめ設定したエリアに児童が出入りするたび、保護者のパソコンや携帯電話に通知メールを届けるというもの。保護者が児童の位置を検索できるサービスは普及が進んでいるが、このシステムでは自動的に通知を受け取ることができるのが大きな特徴。
モニター募集は終了し、市内3カ所の学童保育所に通う小学1、2年の児童90人とその保護者が参加する。3月までの試験運用後に改良を加え、来年度再び試験を行い、民間企業とともに実用化を目指す。
問合せ/三鷹市企画部 tel 0422ー45ー1151