2008年7月20日号

2016年五輪招致への道

(7)北京五輪で東京の魅力をPR
国内各地の祭りとも連携

 いよいよ来月八日から北京オリンピックが開催される。国内でもオリンピック選手の活躍を祈念して壮行会が行われるなど、盛り上がりを見せてきたところだ。

 二〇一六年のオリンピック招致を目指す東京都は先ごろ一次予選を通過。今後は招致に向けたPR活動に本腰を入れて取り組むことになるが、北京オリンピックでは、東京をはじめ一次予選を通過した各都市のPR合戦が激しくなりそうだ。

 JOC(日本オリンピック委員会)は、大会期間中、スポンサーや関係協力団体、競技団体関係者などに対してさまざまなサービスを提供する拠点であり、国際交流の場としても活用される「ジャパン・ハウス」を設置する。

 東京都は、八月上旬からその一角を借りて、招致に向けたPR活動を開始する予定だ。

 PRの内容は、東京都のオリンピック開催計画書の説明はもちろんのこと、東京都が他候補都市と比べて優位に立っている環境面での取り組み、テクノロジーやカルチャーを中心とした現代日本の紹介が中心になる見込み。

 海外の有力候補都市に見劣りしない、東京独自の優位性を、いかにわかりやすく紹介していくかがカギとなりそうだ。

 北京オリンピックで東京のPRを積極的に展開する一方、国内では招致気運を盛り上げるためのプランが用意されている。

 夏から秋にかけて日本各地で開催される祭りの熱気を借りて招致気運を盛り上げようという試みもその一つ。青森のねぶた祭、仙台の七夕祭、高知のよさこい祭などにオリンピアを派遣して国内の関心を高めたい考えだ。

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