東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~
大会史上初の延期という困難を乗り越えて、 2021年夏に開催された東京2020大会では、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮し、都民・国民に勇気と感動をもたらした。大会から1周年の機会を捉え、大会開催の意義、感動や記憶を共有するとともに、大会を通じて生まれた数々のレガシーを未来へつないでいくため、「東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~」と銘打って様々なイベントを展開する。以下、その中心となる3つのイベントを紹介する。
東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニー
東京2020大会1周年記念セレモニーや競技体験等、スペシャルイベントを開催する。セレモニーの観覧募集は終了しているが、ぜひご自宅からライブ配信を楽しんで欲しい。アーカイブ動画は、9月30日(金)まで閲覧可能。
【特設サイト】東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD【現在は閉鎖】
【DAY1】7月23日(土)国立競技場
○セレモニー
MCに松岡修造さん、平井理央さんを迎え、オリンピアン・パラリンピアンやボランティアによる入場パレードや、アスリートと一般の方との混合チームリレー、miwaさん(シンガーソングライター)によるライブパフォーマンスなど、大会1周年を記念するイベントを開催。
開催日時=7月23日(土)開場15時 オープニングアクト16時10分
開式17時~閉式18時40分
○競技体験イベントセレモニーとあわせて、誰でもお楽しみいただけるオリンピック・パラリンピック競技の体験コンテンツ等も実施。こちらは、当日来場されても楽しんでいただける。
開催日時=7月23日(土)10時~17時
参加方法=当日受付制(申込不要・無料)
競技体験=2競技(BMX、ボート(パラリンピック))
デジタル競技体験=2コンテンツ(VR車いすレーサー、AIを活用した体力テスト)
その他=東京2020大会の開会式衣装やメダリストのサイン入り競技用具等の展示、文化体験、被災地復興情報の発信などのコンテンツを実施予定。
【DAY2】7月28日(木)立川ステージガーデン
○競技体験イベント
東京2020大会で実施された競技(スポーツクライミング、パラリンピック柔道、ボッチャ)の体験や、デジタル技術を活用した車いすレース体験、AIを活用した体力テストなど、誰でも楽しめるコンテンツを実施する。また、当日はミライトワ・ソメイティの出演や、メダリストのサイン入り競技用品等の展示も実施予定のため、あわせてお楽しみいただきたい。
開催日時=7月28日(木)11時~18時
参加方法当日受付制(申込不要・無料)
東京2020パラリンピック1周年記念イベント
東京2020パラリンピック開会式から1年の節目となる8月24日(水)には有明アリーナにおいて、パラリンピック1周年記念イベントを実施する。
日程=8月24日(水)
時間=第一部・開場9時30分 開演11時 終演13時30分(予定) 第二部・開場16時 開演17時終演20時(予定)
会場=有明アリーナ
参加申込みの詳細は以下の特設サイトから
【特設サイト】東京2020パラリンピック1周年記念イベント 東京パラスポーツ月間
※1次募集は7月25日(月)まで、2次募集は8月上旬予定。
○車いすバスケットボール国際エキシビションマッチ
東京2020パラリンピックで大きな盛り上がりを見せた車いすバスケットボールの日本代表と海外代表との熱戦を観戦できるエキシビションマッチを開催する。
第一部=女子日本代表vs女子スペイン代表
第二部=男子日本代表vs男子オーストラリア代表
○パラリンピック1周年記念セレモニー(第二部での開催)
パラリンピックの1周年やジャパンパラリンピックデー※を記念したセレモニー等を行う。※=JPCが制定。
○ステージショー
スペシャルゲストとして、IPC特別親善大使の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが第二部全体を通して会場を盛り上げる。第一部には、歌手で都のパラ応援大使であるLittle Glee Monsterと人気YouTuberフィッシャーズが出演しエキシビションマッチを盛り上げる。
○車いすバスケットボールのデモンストレーション
第一部、二部それぞれ開演前には、車いすバスケットボールを初めて見る方でも分かりやすく楽しめるよう東京2020パラリンピックで解説を務めた根木慎志さんが、デモンストレーション形式で競技のルールや見どころを紹介する。
また、会場外でも試合観戦等が楽しめるよう、マルチアングルによるオンライン配信のほか、大会のレガシーでもあるVRシアターを活用し、府中市郷土の森博物館プラネタリウム(8月1日申込締切)や都内特別支援学校において臨場感LIVEビューイングを実施する。
さらに、外出することが困難な障害者等のため、会場に配置した分身ロボットを、福祉施設等から遠隔で操作してイベントに参加する取組も行う。
東京レガシーハーフマラソン2022
東京2020大会を機に高まったスポーツやウェルネスの気運をレガシーとして末永く継承し、人々の感動の記憶とともに残していけるよう、東京2020大会のパラリンピックマラソンコースを活用した「東京レガシーハーフマラソン2022」を開催する。
日時=10月16日(日)8時スタート
場所=国立競技場をスタート・フィニッシュとする東京2020大会のパラリンピックマラソンコースを活用したハーフマラソンコース(21・0975㎞)
また、東京レガシーハーフマラソン2022の開催にあわせて、任意のコースをランニングアプリを使って走るバーチャルマラソンや、仕事帰りでも参加できるナイトリレーマラソン、キッズから参加できる100m走等、どなたでも楽しめるイベントのほか、ランニング関連商品の展示・販売等を行うEXPOを開催する。
新規恒久施設の再開業
東京2020大会の1周年を前にして、新規恒久施設が相次いで再開業している。去る4月29日には海の森水上競技場が一部再開業し、アイドルイベントにも利用され、また、6月18日には大井ホッケー競技場も再開業し、競技団体や地元区と連携するなど、多くの来場者で賑わった。コロナ禍の影響で東京2020大会は残念ながら無観客開催となったが、大会に向けて整備した新規恒久施設が、大会後も広く都民に活用されることが重要である。
このため、都は本年1月にTOKYOスポーツレガシービジョンを策定し、スポーツ利用にとらわれず、施設の特性を活かした多様な活用や地域との連携といった方針を改めて打ち出した。今後、カヌースラロームセンターや、有明アリーナ、東京アクアティクスセンターについても順次再開業を迎えるが、大会のレガシーを都民に実感してもらうため、競技体験会や競技大会での利用に加え、エンターテインメントやユニークベニューでの利用など、幅広く施設を活用していく。
この他、スポーツ・文化・観光など様々な事業を実施予定。詳細は、東京2020大会1周年記念特設サイトへ。
【特設サイト】東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD【現在は閉鎖】