都議会、ペーパレス化を試行
全議員にiPadを貸与
東京都議会では第2回定例会から、議会のペーパレス化に向けた試行がはじまった。各議員に一台ずつiPadが貸与され、本会議場への持ち込みが可能となった。
iPadには、議案や予算説明書、決算資料などの本会議に関する資料がインストールされるが、知事の施政方針、所信表明は含まれていない。
第2回定例会の初日の4日、本会議場の議席を見てみると、iPadを持ち込んで画面を眺める議員がいた。しかし一方で、iPadを持ち込んでいない議員の数も結構いた。ある議員は「今後は持ち込むようにするが現段階では違和感があった」とのこと。
今回の試行、「ようやく海外の諸都市に追いついた」と評価する声がある一方、ネット接続できないなどの使い勝手の悪さを指摘する声も。今後の改善が待たれるところだ。