都立図書館では１０月２７日の「文字・活字文化の日」、および１１月１日の「東京都教育の日」にちなみ、「子供読書フォーラム」を開催する。

　２部構成で、第１部はノートルダム清心女子大学教授・「岡山子どもの本の会」代表・翻訳家である脇明子（わきあきこ）氏の講演。「読む力は生きる力」と題して、子ども時代に本との幸せな出会いをした脇氏が「読むことはなぜ必要なのか」という原点をふまえ、子どもの成長と読書の大切さについて講演する。

　第２部は「子供読書活動報告会」として、学校と公立図書館の連携による読書への興味を引き出す工夫や、子どもにとって魅力ある読書環境づくりについて考える。新宿区立こども図書館、小平市中央図書館、東京都立大塚ろう学校からの実践報告の後、（財）東京子ども図書館理事の小関知子氏をコーディネーターとしてパネルディスカッションを行う。

　当日は、会場ロビーにて都立多摩図書館所蔵の貴重な資料や楽しい絵本を展示する。参加希望者は、住所・氏名・電話番号を明記し、往復葉書（宛先：〒１９０―８５４３　都立多摩図書館）を郵送するか、メール（Kouen@library.metro.tokyo.jp）にて、１０月２９日（消印有効）までに申込みが必要。手話通訳や託児もある。（託児は Tel０４２・５２４・６４２８にて事前申込み・先着順）

●日時および場所：１１月７日（金）午後０時４５分〜４時４５分、東京都多摩教育センターホール（立川市錦町６―３―１　定員３００名）、入場無料。