2008年9月20日号
地域情報案内で活躍中
「コミュニティFM」
「コミュニティFM」
調布FMで「ラジオレター 調布の教育」放送開始
阪神淡路大震災の際、緊急時の情報ツールとして活用されたコミュニティFM放送。地域に密着した情報を提供するために、市区町村単位で開局、運営している。平成10年に開局した調布FM放送は、「市民参加型の地域情報受発信基地として機能するラジオステーション」がコンセプトの、地域文化の発信拠点。
8月6日からは、調布市教育委員会とともに、「ラジオレター 調布の教育」を放送。調布にある学校の特色、運動会・展覧会・部活動等学校における様々な活動、また地域の子どもたちの声を中心に情報を提供している。調布FM放送は83・8MHz、放送日は毎週水曜午後6時10分〜6時20分、再放送は毎週日曜午後4時45分〜4時55分。
防災情報を多摩5局同時放送
9月1週目の防災週間に、多摩地区のコミュニティFM5社が共同して番組を制作し、同時放送をした。内容は、「外国人の防災活動プロジェクト」(FM多摩G―WIN制作)、自衛隊駐屯地・災害医療センターへ取材した「助けはいつ来る」(FMたちかわ制作)、市民インタビューで構成された「あなたは避難所で何日間生活できますか?」(FM西東京制作)、「育児と被災 そのとき家族の連絡は?」(むさしのFM制作)、「川と暮らす〜調布の防災力」(調布FM制作)、最終日は各局番組のダイジェストとディレクターコメントによる「コミュニティFM 多摩5局同時放送! 防災週間スペシャル 総集編」。同時放送により、武蔵野市・三鷹市・多摩市・西東京市・調布市・狛江市・立川市、およびそれらの周辺市域と23区の西側にいたる広範囲で放送を聞くことができた。
今後も防災情報だけでなく、地域の受発信拠点のラジオ局として、地域市民へのお役立ち情報、緊急情報等が提供されることを期待したい。