2008年9月20日号
八丈島の海の幸を
東京の子どもたちに!
東京の子どもたちに!
八丈島では平成16年度から、それまであまり利用されていなかった地元の魚を切り身やすり身などにして、小・中学校の共同調理場に納める取組みを始めた。漁協女性部考案のムロアジハンバーグやつみれ汁等の献立は、骨ごと食べられ、味も子どもたちに好評であったことから、都内の子どもたちにも食べてほしいという地域の熱意が高まってきた。
そこでこの取組みを都内の小中学校に紹介し、八丈島の魚の利用を通して、子どもたちと生産現場との交流を進めようというプロジェクトが始まった。平成20年度は218校が八丈島の魚を利用している。同時に食育にも力を入れ、漁業への理解を深めている。