2008年4月20日号
究極の地産地消
銀座ミツバチプロジェクト
一昨年、銀座のビルの屋上ではちみつを作っているというニュースがテレビで紹介されたのを記憶している人もいるだろう。
銀座で勉強会をしている仲間が何か銀座で安全なものは作れないかとはちみつ作りを始め、NPO法人を立ち上げ、活動を続けている。地元のレストランやパン屋、菓子店、バーなどもメンバーになり、取ったはちみつをそれぞれに商品にアレンジして使っている。
「大都会の真ん中ではちみつが取れるなんて、最初は誰もが思いました。でも、この界隈には皇居や浜離宮など絶好の蜜源があり、想像以上においしく、質の良いはちみつが取れました。養蜂を通して町の活性化につながればと思っています」と理事長の高安和夫さん。
今が旬のはちみつ。銀座はちみつを使ったスウィーツやパン、カクテルなど、期間限定で販売中。安全でおいしいはちみつを味わいに銀座に行ってみてはどうだろうか。
都市、里山、奥山を結ぶファームエイド銀座
銀座ミツバチプロジェクトが都会で実践している養蜂による地域活性化について紹介するとともに、全国の仲間と地域再生のネットワークづくりを提案する。シンポジウムやライブ全国各地からの直売など。5月3日銀座紙パルプ会館。問合せは、銀座ミツバチプロジェクト
Tel 03・5362・0126(アグリクリエイト内)