2008年8月20日号
「おさかなマイスター」って何?
〜さかなの「語り部」「伝道師」を育てます〜
スーパーで売られている魚はほとんどが切り身。実際に、その魚がどんなかたちをしているか知らない人も多い。また、若い世代を中心に「魚離れ」も進んでいると聞く。
そこで、日本おさかなマイスター協会は、「おさかなマイスター」養成講座を開講。築地市場にある「おさかな普及センター資料館」で、魚の旬や栄養、産地や漁法、選び方、調理法、取扱法など、魚介類に関するあれこれを教えている。また、知識だけでなく、「食べ比べ(比較“さしみ”論)」も行っており、実際に味の違いを体験することもできる。
講座は、誰でも受講できる「おさかなマイスターアドバイザー」(さかなの語り部)コースと、水産や調理、飲食業界向けの「おさかなマイスター」(さかなの伝道師)コースがある。「おさかなマイスターアドバイザーコース」第4期は10月開講で、現在受講受付中。コース日程は、1回2時間で計11回(3カ月)。受講料は126,000円。
問合せ・申込みは、日本おさかなマイスター協会(TEL 03・3545・5644、FAX 03・3545・4415)。
HPからも申込可能。http://www.osakana-center.com/
また、同資料館では月1回、旬の魚の生態や食べ方について親子向けのセミナーも開催している。詳しくはHPにて確認を。