
2008年11月20日号
天璋院篤姫の駕籠初公開!
江戸東京博物館開館15周年記念
特別展 「珠玉(たま)の輿(こし)〜江戸と乗物〜」
特別展 「珠玉(たま)の輿(こし)〜江戸と乗物〜」
江戸時代、身分の高い女性が使用した女乗物(おんなのりもの)や輿(こし)は、蒔絵や金工など時代の粋を集めてつくられた豪華なものだった。
本展は、そうした女乗物を中心とした江戸時代の貴重な乗物を一堂に集めた、これまでに例のない展覧会。
作品は、家康の乗物や身の回り品のほか、14代将軍徳川家茂との政略結婚で幕末の悲劇のヒロインとして知られる和宮の輿や婚礼調度品を展示。
目玉といえる女乗物のコーナーでは、2008年7月にアメリカで確認され話題となっている、天璋院篤姫が婚礼時に使用した乗物が初公開となるほか、NHK大河ドラマで注目を集めた篤姫の義母・本寿院所用の乗物も登場。贅を尽くしたその美しさは、まさに“動く珠玉の御殿”といえる。
当時、貴人が乗った乗物は、その所有者の権威を示す意味があり、身分によって種類や仕様にも厳密な制限があった。「乗物」を通じて、江戸という時代の一断面を浮き彫りにしている。

千代田之(ちよだの)大奥(おおおく) 御遊山(ごゆさん) 明治27〜29年(1894〜96)
江戸東京博物館蔵

黒塗(くろぬり)二葉(ふたば)葵(あおい)唐草(からくさ)葵(あおい)牡丹紋(ぼたんもん)散(ちらし)蒔絵(まきえ)女乗物(おんなのりもの)(篤姫乗物) 安政三年(1856)
スミソニアン協会アーサー・M・サックラーギャラリー提供

村(むら)梨子地(なしじ)葵(あおい)葉(よう)菊(ぎく)紋散(もんちらし)花(はな)桐(きり)唐草(からくさ)蒔絵(まきえ)眉作箱(まゆつくりばこ) 文久2年(1862)
江戸東京博物館蔵
東京都江戸東京博物館
1階 企画展示室
会 期 | : | 12月16日〜2009年2月1日 |
休 館 日 | : | 12月22日、28日〜1月1日、5日、26日 |
開館時間 | : | 9:30〜17:30(土曜日は19:30まで) ※入館は閉館の30分前まで、1月2日、3日は11時より開館 |
料 金 | : | 一般1200円、大学生・専門学校生960円、小・中・高校生、65歳以上600円 |