2008年9月20日号
画期的な運行サポートシステム
リアルタイムで双方向通信OK
「ひのこんぱす」発売!
「ひのこんぱす」発売!
日野自動車株式会社は、8月25日、画期的なシステムで運行をサポートするテレマティクス商品「ひのこんぱす」を発売した。株式会社システック(鹿児島市)、およびJHRネットワークサービス株式会社(港区)と共同開発したもの。
「ひのこんぱす」は、携帯電話通信網を利用する「位置動態管理」を採用。車両の「現在地情報」をはじめ「運転情報」「運行情報」「車両情報」など、運行管理をする上で必要な情報が集約でき、リアルタイムで事務所と車両間の双方向通信が可能になった。
最大の特長は、ドライバーの利便性に着目した点。例えば、手間のかかる日報も、作業時間や走行距離、給油量まで自動出力できるので、運転後の業務効率が大幅にアップ。また、7インチの大型モニターはタッチパネル方式なので、視認性・操作性に優れ、作業終了報告などのメッセージはワンタッチで送信可能。事務所への業務連絡もスムーズになる。
事務所側は、予定時刻を設定しておくことにより配送状況が把握できるので、運行管理もレベルアップ。遅れる場合など、あらかじめ次の荷主へ連絡を入れるなどの配慮も可能だ。また、車両ごとの積荷状況もリアルタイムに把握できるため、急な集荷依頼にもスピーディに対応でき、無駄も省ける。
大型モニターはバックアイカメラとの共用も可能。さらに緊急時には、コールセンターへ通報することでロードサービスが受けられるなど、安心機能も万全だ。
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