2008年2月20日号
ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美
日仏交流150周年記念
ドミニク=フランソワ・ポワトロ
「ダイヤモンドを象嵌した飾り武器模様の嗅ぎ煙草入れ」1759-60年
©2007 Musee du Louvre / Martine Beck-Coppola
歴代で最も洗練された文化が開花したといわれる18世紀後半のフランス宮廷。
東京都美術館で開催されている「ルーヴル美術館展」では、ロココ様式や新古典主義など、頂点を極めたといわれるフランスの美術工芸の貴重なコレクションの中から選りすぐりの名品約140点を展示。華麗な宮廷美術の粋を紹介している。
ルイ15世の寵愛を受けたポンパドゥール夫人好みの繊細な金銀細工や、ルイ16世の妃マリー・アントワネットの趣味が色濃く表れた私室の書き物机、旅行用携行品入れなど、高価な材料と高い技術が惜しみなく用いられた装飾品や調度品は必見。多くは日本初公開。
「香水の泉」
磁器:1700年頃、ブロンズ装飾:18世紀後半
©2007 Musee du Louvre / Martine Beck-Coppola
会期 | : | 4月6日まで※月曜休室 |
開室時間 | : | 9:00〜17:00 (入室は閉室の30分前まで) |
料金 | : | 一般1500円、学生1200円、高校生700円、65歳以上800円 |
問合せ | : | 03-5777―8600(ハローダイヤル) |